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緑内障とは

緑内障は、視神経が傷んでしまうことで、視野が徐々に欠けて見えづらくなる病気です。 原因としては加齢のほか、眼圧が高い、近視が強い、眼の炎症を起こした、糖尿病や血流障害、外傷性、遺伝的に緑内障になりやすいなど様々です。喫煙は視野を悪化させるリスクの一つです。 基本的に進行性の病気で、見え方の回復は期待できませんので、検診なども含めて早期発見・早期治療がとても大切です。よく検診で「視神経乳頭陥凹の拡大」などと書かれた場合には、すなわち「緑内障の疑い」があるということです。

緑内障の症状

初期は無症状で経過することが多いです。逆に言うと「見えづらい」「視野が欠けている気がする」といった症状を自覚するころには、相当に進行した緑内障であると考えられます。近視の強い方の緑内障は、中心部に近いところの視野欠損が現れやすいという特徴もあります。 残念ながら失った視野を取り戻すことはできず、いずれは失明に至る場合も多く、常に眼科の失明の原因の上位に挙げられます。

緑内障の検査

視力検査や眼圧検査のほか、眼底検査で視神経乳頭を観察したり、OCTという器械で視神経につながる神経線維の層の厚さを計測して緑内障を疑うこともあります。緑内障を疑われたら、次に行うのが視野検査で、実際にどこか見えていない場所がないかを検査します。また緑内障の進行の判定にも視野検査が主に用いられ、継続的に検査をすることで進行・悪化のスピードを評価する必要があります。 当院では一般的なハンフリー視野計(器械による視野測定)やゴールドマン視野計(スタッフが行う視野測定)のほか、最新のアイモVifaという視野計を導入し、両眼開放で検査時間をより短縮することで患者さんの負担を減らしながらも、高精度な評価が可能となっております。

治療法について

視野欠損を回復させることはできず、できるだけ進行を遅らせることが治療の目的になります。 医学的な唯一の治療法は「眼圧を下げること」です。眼圧は”眼の硬さ”であり、正常範囲は10~21mmHgとされていますが、ちょうど良い眼圧は患者さんごとで異なり、少しくらい高くても問題ない方もいれば、14mmHgでも進行が早い方もいて、日本人の70%以上は眼圧が正常な緑内障(正常眼圧緑内障)ということが知られています。 具体的な治療法として、日本ではまず点眼治療が主に行われます。それでも眼圧管理が不十分な場合や視野異常が進行する場合に、SLTレーザー治療や手術などが検討となります。海外では点眼の前にSLTレーザー治療や手術が行われることも多く、日本でもレーザーで治療を開始する方も増えています。 当院ではSLTレーザーはもちろん、手術治療についてもいろいろご相談ができます(院長の専門分野の一つです)。詳しくはこちら「レーザー治療(緑内障)」 「緑内障手術」 をご参照ください。