Web予約 アクセス
いとう眼科クリニック札幌 ロゴ

SLTレーザー治療

SLTレーザー治療は緑内障における眼圧下降を得るために行われる治療の一つで、レーザーを用いて房水の流れを改善する方法です。房水が排出される線維柱帯という部分にレーザーを照射し、排水機能を活性化させる作用があると言われております。

SLTレーザーのメリット

メリットは合併症や副作用がほとんどなく、非常に安全性が高い点です。治療時間も片目あたり5-10分程度(術前と術後の処置は時間がかかります)で、痛みもほとんどありません。それでいて点眼薬と同等以上の効果が得られることも多く、近年では点眼前の初期治療としてSLTを選択することも世界的に有効性が証明されています。また効果が得られた際には1~2年程度の眼圧下降が期待でき(個人差があります)、効果が薄れてきたら再度SLTを行うこともできます。

SLTレーザー治療のデメリット

デメリットは大きく分けて2つです。まず1つ目は効果が出る症例が70%少々の方である点です。7割の方は良好な眼圧下降を得られますが、残りの3割の方が効果不十分または無効であるというところが大きなデメリットです。効果が不十分であった場合には、点眼薬治療や場合により手術治療なども含めご相談になります。 もう1つは費用面で、医療費が3割負担の方は片眼あたりで3万円前後の負担になります。治療することで効果が得られる場合には、実は緑内障点眼薬を1年間使うより安上がりなのでメリットになりますが、残念ながら効果が不十分である場合もあることをご理解いただく必要があります。

どんな人にお勧めできる?

SLTは特に緑内障の初期段階であったり、治療の初期段階において、より効果が得られやすいことが知られており、最初に「緑内障」と診断されたときに開始する治療として積極的に検討していただくことにはメリットがあります。また点眼を1~2剤程度で管理していて、さらに追加での眼圧下降を期待したいときにも有効です。 ほかには点眼を忘れることが多い方、上手にできない方、毎日の点眼治療が煩わしく少しでも楽に治療を進めたい方も積極的に適応になります。 当院でも緑内障の治療が必要な患者さんに、選択肢の一つとしてSLTレーザー治療についてもお話させていただきます。